【マルタ留学の登校5日目】比較級/最大級/現在進行形のテスト

5日目は、留学での初テスト。範囲は、比較級/最大級/現在進行形なので難しくはないのですが、少し緊張してテストにのぞみました。

ザ・ポイント・ショッピング・モールへ

テストが終わったら友人も開放的な気分に。バスでスリーマにある「ザ・ポイント・ショッピング・モール」に足を運びました。

近くのマクドナルドでランチ(セットのドリンクでビールが選べました)をして、日本でもお馴染みのZARAでショッピング。他の留学生は半年と長期滞在となるので、足りない洋服などを買い足していました。

Pull&BearでTシャツを購入

スリーマの「ザ・ポイント・ショッピング・モール」内にある「Pull&Bear(プル・アンド・ベア)」は、ガリシア州ナロンに拠点を置くスペインの日本未上陸ブランド。ユニークでスタイリッシュなTシャツなどがあったので、自分のお土産を購入しました。

日本人にも馴染みのある「ZARA」の姉妹ブランドということで、比較的安いので気軽に購入することが出来ると思います。

免税店でサングラスを購入

マルタ留学でしようと思っていた「免税店(TAX FREE)」で買い物をすることが出来ました。サングラス選びを店員さんにお願いしたところ、アメリカの高級アイウェアブランド「OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)」をオススメされました。

理由としては、アジア人にも合う形なので、鼻の位置がはまりやすいとのこと。他のサングラスは鼻が高い人に合うように設計されているため、購入する時は注意が必要です。

マルタのパーティーに参加

マルタ留学で知り合った友人とホームパーティーを開催することに。会場に到着すると、ブラジリアンの友人がカクテルを作っていました。生のキウイフルーツをすり潰し、お好みで砂糖を入れ、ウォッカを注ぐと出来るカクテルです。

お酒がキツイと思ったら、砂糖を加えると美味しくなります。かなりアルコールが高いはずですが、ゴクゴクいってしまうほど病みつきに。

マルタのナイトスポットへ

セントジュリアンの夜景はライトアップされて幻想的な雰囲気でした。昼間とはまた違った表情を見ることが出来るので、見比べると面白いと思います。

今回は「Club Havana Malta」でお酒を飲んで踊っての大騒ぎ。日本人留学生も見かけることが出来ました。トラブルなどはなく、治安は良いと感じましたが、お店によっては怪しい雰囲気が漂っている場所もあったので、語学学校で仲良くなった人のオススメのお店に行くのが良いと思います。飲みすぎて貴重品の管理が疎かにならないように注意してくださいね。

【マルタ留学で初授業】アメリカ英語とイギリス英語の違いに困惑

マルタ留学の初授業

SIMカード購入に悪戦苦闘

マルタのSIMカードを購入する際に、学校によっては学生証を提示すればディスカウントされる場合があります。ディスカウントがない学校については、店員さんに伝えないと勘違いされて「学生証がないとダメだよ」と言われてしまい、困惑してしまうので注意が必要です。

語学学校のクラスの仕組み

語学学校によって1〜10段階のレベル分けがなされます。長期滞在でも同じ授業にならないような工夫がなされています。自分に合ったレベルを選ぶと英語力の伸びが違って来ます。あらかじめ自分のレベルを把握すると良いでしょう。

マルタの物価

マルタの物価は日本と同じくらいの印象。桃かわかりませんが、クラッカーに塗るためのジャムを購入。水なども購入したところ、日本円で約480円。生活費は、日本とあまり変わらないと思います。

マルタの季節と気温

マルタの3月は、日本の4月くらいの陽気でした。太陽の日差しが強いので、日中はビーチで水着になっている人も見かけます。ただ、海の水温は低く、泳げるほどではありませんでした。

マルタの公用語

マルタの公用語は、マルタ語と英語です。ほとんどの人が英語を話しますが、イタリア語のような訛りが感じられました。会話が少し聞き取りにくいかもしれません。

アメリカ英語とイギリス英語

日本人が学んでいる英語は「アメリカ英語」で、イギリス英語とは少しニュアンスや単語に違いがあり、日本人がイギリス英語を学ぶ時に、単語の違いなどで苦労します。また、同じ単語でも発音が違うものがあり、戸惑いました。

日本でズボンのことを「パンツ(アメリカ英語)」と呼ぶことが一般的になっていますが、イギリス英語では「Trousers」と呼びます。日本人には馴染みがないので、ちょっと困惑する可能性も。

【初めての大人留学】エージェントなしでマルタの語学学校に決めた理由

初めてのマルタ留学

初めてのマルタ留学へ

会社員になって約10年が経とうとしたある日。ふと思い立って留学を目指し始めました。半年前くらいに周囲の人に言ってみたら「いいじゃん、やったらいいじゃん」と、冗談なのか、ただ面白がっているだけなのか、人ごとだからか、すごく軽い感じだったけど、背中を押された。色々と反対しがちな親だったのですが、私もいい大人だからか「留学、夢なんでしょ?」と言ってくれて、一歩足を踏み出すことになったのでした。

30代で「初めての語学留学」に旅立った私。フィリピン、アメリカはニューヨーク、オーストラリア、カナダなど様々な国がある中で、最初に選んだのは「マルタ共和国」でした。 イタリア南部に位置する「マルタ共和国」は、EU加盟国で周辺加盟国にも数千円から数万円で旅行に行ける便利な国。一度訪れた人は、誰しもが虜になる素晴らしく美しい国です。温暖な地域もあってか、フレンドリーな人々が多く、この1週間生活してみて「心温まる瞬間」がいくつもありました。 訪れる観光客も温和な人が多く、とても親切。初めての語学留学で選んで本当に良かったと思っています。

最初の1週間は環境を整えるので精一杯

最初の1週間は環境を整えるので精一杯。動画編集をする時間ももったいないと思えるくらい、気持ちが高まるスポットばかり。數十分も歩けば、美しい海の景色が広がり、ベンチに腰掛けて風を感じられる。これほど贅沢なことはないのです。 そんな中、1週間程が経って、新しい環境にもなれ、知らず知らずに溜まった疲労を感じつつ、マルタで出会ったことを振り返ってみようと思い立ちました。ぜひ、マルタ(イタリア南部)の爽やかな風を感じていただければ幸いです。もしこれからオトナ留学をしようと思っているならば、ぜひ参考にしてみてください!

大人留学を決めた理由とは

シンプルな答えとしては、音楽やカルチャーへの知的好奇心だと思います。ただそれ以前に、英語を触れる機会が多かったからだと思います。

子どもがやりたいと言ったことだけをやらせる放任主義的な家庭で育った私ですが、英語塾だけは何故か母親にすすめられて行きました。その英語塾はネイティブな女性と日本男性(つまり夫婦、そしてゴールデンレトリバーが一匹)が行う家庭的な塾でした。英語を使ったコミュニケーションに、自然と興味を持ったのだと思います。 大学では、英語のみを使ったユニークな授業がありました。今思えば英語に導かれていたのかもしれません。同じ頃、留学の話があり「行きたい」と思ったのですが、友人や親、周囲の人が誰一人として海外に行ったことがない中で、勇気を持って一歩踏み出すことは出来ませんでした。お金や勉学など、行かない理由を作って、いつしか忘れ去っていたのでした。

今思えば、留学前は、社会人になって10年程が経ったある日、仕事にも慣れ、物足りなさを感じてしまっていたのだと思います。また、病気がちにもなっていたので、大げさですが「もし明日、死んだとしたら何がしたいか」と考えた時に、最初に思い浮かんだのは「海外留学」でした。 語学を学ぶなら、日本にも多くの英会話スクールがあり、わざわざ大金を払って危険な海外に行く必要はなかったのですが、学びたかったのは語学だけではなく、生活・文化だったのです。どんな生活をして、どんな思いで日々の暮らしを過ごしているのか……。 10年ほど働いた自分の「バケーション」という気持ちもあると思います。同じような毎日、安倍政治批判ばかりの日本に嫌気がさしていたのかもしれません。

大人留学を決めた時期

半年前から準備をすすめていましたが、結局は直前まで悩んでいたのです。  今だから言えるのですが、本当に「留学」を決めたのは、行く2週間前です。会社の上司に「ご迷惑をおかけしますが、いってきます」と挨拶した時には、学校・飛行機チケット・持ち物さえ決まっておらず、旅行鞄さえ持っていませんでした(笑)

コロナウイルスの影響もあって「延期しようかな」と、また行かない理由を作ってしまうところでしたが、もう後には引き返せない。全てを済ませ、バタバタと飛行機に飛び乗ったのでした。

結果的に、コロナウイルスの影響で2週間で帰国することになったのですが、今でも行ってよかったと思っています。たったの2週間でこんなに人は変われるんだと、自信がついた気がします。

留学に行かなくても、各界で活躍されている方は大勢いますから、留学が「成功」への通行手形ではないとは思います。ただ、必要な人には必要なことだ……当たり前で、ちょっと変ですが、そう思うんです。

語学学校・留学先の決め方とは

マルタ留学をする中で、候補にあがったのは「EF セントジュリアン」「EC Malta」「Atlas Language School(マルタ校)」の3つ。いずれも語学留学のエージェントが開催する留学フェアで知ることになりました。

最初はどの語学学校も同じようなものだと思っていました。レベル分けのシステムや校内の設備などは似たり寄ったりで、どれを選んだらいいかもわからなかったのです。色々な人の話を聞いているうちに、心の中で引っかかった何かを自分で探り、自分が本当に行きたい学校はどこなのか、何がしたいのかを考えて行きました。

優柔不断で決めきれない私は、最終的には趣味のタロット占いで「えいや」と決めました。タロットが指し示す答えに、私は「No」とは思わなかったのです。

どの学校も「色(カラー)」があるので、もっとも大事な「好み」で選ぶと良いと思います。 いずれも良い人たちばかり、私は「Atlas Language School(ダブリン校)」の日本人スタッフに導かれて「マルタ校」にいます。オープニングということで、ディスカウントがあったのも魅力の一つです。

最終的には、様々な学校のスタッフに会って、話して、最後は自分で決めることが大事だと思います。そして、楽しむことを忘れなければ良いと思います。学校に通いながら「違うな」と雰囲気に馴染めなかったなら、学校を変えるのも一つの選択肢です。実際に、現地で出会った日本人に良い学校があることを聞いて、通う学校を変えた人もいます。

マルタ留学の季節!ベストシーズンは夏

冬は寒く、夏は暑いマルタ。3月は日差しが強いものの、風は寒いためビーチで泳ぐ人は見られません。それでも、海の風は心地よく、日本の春と同じくらいの雰囲気です。

夏になると、どの学校も割高になります。ですが、心が解放される季節はやはり「夏」だと思いました。マルタに実際に行ってみて「春もいいけど、もっと暑い夏なら、もっと楽しいだろうな」と感じたのです。

後日談ですが、マルタ留学がコロナウイルスによって中断され、帰国する前日に海に入りました。春の海に思い切って飛び込んだものの、とても寒くて風邪を引きそうでした。ですが、語学学校で知り合った友人がシュノーケリング(水中めがね)を持っていて「見てみて、たくさん魚がいるよ」と見せてくれた素晴らしい海の景色は忘れられません。帰りの飛行機では、日焼けの痛みさえ心地よく、語学学校の友だちのことを思いながら涙しました。

たった2週間で夢を打ち砕かれましたが、されど2週間だと思います。こんなにも仲良くなり、信頼できる人たちができるなんて考えもしませんでした。それほど、留学は濃厚な時間だったのだと思います。最後は友だちになったみんなが一緒に涙し、見送ってくれました。

30代40代でも「遅い」はない留学

30代でも「遅いかな」と思っていましたが、留学に来ている生徒には40代、50代、60代と年齢が幅広いことに驚きました。EFの説明会に行った時は、70代の女性が留学をしようと考えていました。 もちろん本人たちは年齢のことを気にして「みなさん若い」といますが、私個人としては80代で留学することを決めるなんて「尊敬」しかありません。

留学を馬鹿にする人がいたとしても、一歩踏み出してみれば世界の素晴らしい仲間と出会えるので気にしないでください。 私も実際、60代の女性と語学学校で知り合い、友だちになりました。さすがに若い人が集うパーティーでは姿を見てませんが、一緒にご飯を食べて、将来について語り合いました。

私は幸いにも、多くの人が応援してくださり、背中を押してくれました。応援してくれる人がいることに気づけたのも、留学を決めて良かったと思える一つのサムシングです。

ロケーション紹介

Hilton hotel(ヒルトン マルタ)

St. Julian’s(セントジュリアンズ)にある5つ星のホテル。その中にある「Hilton Malta ヒルトンマルタ VISTA LOBBY LOUNGE」は、マルタ留学中にリラックスしたい人におすすめ。少しセレブなティータイムが過ごせます。ラグジュリー感溢れる雰囲気に、思わずウットリしてしまうはず。スイーツやコーヒー・紅茶で、チップを入れて9ユーロ程(10%が相場)なので、他の店よりも少し高いですが、素敵なオーシャンビューを数千円弱(現在:€1=125円)で楽しめるなら安いもの。

Bay Street(ベイ・ストリート)

留学生の多くが訪れる繁華街の一つ。日本人にもお馴染みのマクドナルド、長期滞在に必需なSIMカードを手に入れることができるvodafonやGo mobileがあります。一ヶ月程度であれば、少し高いですが電波が安定しているvodafonがオススメです。日本にいる間にネットで出来る「SIMフリー」の手続きを忘れずに。SIMカードを取り出すクリップなどが必要なのですが、vodafonの店員さんに「Can I get something to open?(何か開けられるものあります?)」と聞くと小さな釘をくれましたよ。 このエリアは、近くにはナイトスポットが多くあり、日本でいう渋谷・新宿でしょうか。週末の夜となると、多くの人が押し寄せます。楽しい雰囲気もありますが、あまり深い入りするとトラブルに巻き込まれる恐れもありますので注意を。

St. Julian(セントジュリアン)

象徴的な大きな教会「Church of Our Lady of Mount Carmel (チャーチ・オブ・アワー・レディー・オブ・マウント・カーメル)」やレストランが立ち並ぶエリア。留学生が一度は通る道。日本人の姿もチラホラ見かけました。

Peppino’s(ペッピーノーズ)

日本人フレンドリーな店員がいるレストラン。ルーフトップからの眺めが最高です。パスタや魚料理の他、伝統的な「うさぎ料理」も食すことができます。おひとりさまでも楽しめますが、現地で友達になった人と足を運んでみて。

参考にした書籍

まるごとマルタのガイドブック/林 花代子

可愛い表紙に一目惚れ、細かいところまで行き届いた内容。林 花代子さん自身も留学生として訪れた経験があり、巻末にはオトナ留学のレポートも。社会人留学生にも嬉しい情報が掲載されていて、とても重宝しています。

留学のタイミングについて

他の時期と比べて、タイミングが「とても良かった」と思える部分と「とても悪かった」と思う部分と半々な感じがします。

有給をフルで使い留学するには、3月と年度が変わる4月に行くしかなく、コロナウイルス で日本が大変な中、少しうしろめたい気持ちがありました。 運よく、マルタにはコロナウイルスがまだ上陸しておらず、入国もすんなり行きました。しかし、1週間もしないうちにコロナウイルスの発症者が現れ、警戒ムードに。

アジア人の友だちとは「アジア人が風邪でも引いたら差別の対象だ」と危機感をあらわにしていました。健康に気遣いながら、他の日本人やアジア人が差別されていないことを祈るばかりです。 クラス分けで新しい教室に通された時に、生徒の一人が冗談で「コロナボーイが来た」とつぶやきが聞こえて、やっぱり来たかと笑ってしまいましたが、先生は本気で「Not Funny」と怒ってくれました。本当に良い学校に来たのだなと感じた瞬間です。

2週間目の金曜日に休校となり、強制隔離の対象となりました。空港閉鎖の噂もあったため、帰国することを決めました。

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